OTBグループとその傘下の企業は、サプライチェーンの促進と保護に取り組んでいます。

OTBでは、協力、信頼、尊敬に基づく組織こそが、サプライチェーンの責任ある管理と高品質な製品の生産に不可欠であると考えています。

サプライチェーンの連携によるサステナビリティ推進

OTBのサステナビリティを追求する過程において、サプライヤーとの連携が重要な役割を果たしています。 グループは、1,150社を超えるサプライヤーとの緊密な協力関係を通じて、行動規範および倫理規定に定められた価値観を共有し、その遵守を推進しています。

OTBの倫理規定と行動規範

OTBグループのDNAを象徴する価値観は、OTBの日常業務やサプライヤーの業務において不可欠なものであり、倫理綱領と行動規範に集約されています。 倫理綱領は、当グループが事業の遂行、活動の実践、利害関係者との関係の管理において遵守する一連の価値観、原則、行動規範を記述したものであり、当グループの従業員および当グループが活動の過程で接触するすべての人々の行動の指針となるものです。 サプライヤー行動規範には、サプライヤーがOTBグループと取引を行う際に遵守すべき行動基準がまとめられています。行動規範の普及と適用により、サプライヤーが当社の価値観を理解し尊重することを保証しています。この文書には、安全な労働条件、労働者の権利の尊重、環境および動物福祉の保護、およびこれらの分野における現行法の適用を保証する一連の規則が含まれています。 当グループで、または当グループのために働くすべての者は、それぞれの職務と責任の範囲内で、これらの規範の原則を遵守し、実施する義務を負います。

サプライチェーンの管理

グループ各社は、公表された監査報告書の評価、あるいは第三者によるオンサイト監査を通じて、サプライヤーの社会的、環境的パフォーマンスを評価し、自らのサプライチェーンの分析に取り組んでいます。簡単に解決できる「不適合」の場合、違反事項が迅速に修正されたことを確認するための、フォローアップ監査が実施されます。より深刻ではあるが致命的ではない「不適合」の場合、サプライヤーに対し、解決に向けたアクションプランの策定を求め、問題の違反事項の種類や深刻さによって異なりますが、一定の期間内にそれを実施することを求めます。最後に、致命的な「不適合」、あるいはサプライヤーが策定された解決策を講じることができない場合は、グループ各社は契約に従い、供給関係を解消する権利を保有しています。

中心にあるのは「人」

OTBグループは、従業員に対して、キャリア形成のどの段階にいようとも、その人をサポートします。具体的には、成長を促し、新たなスキルの習得を支援し、ワークライフバランスを確保するという理想的なモデルを生み出すことを目指しています。