OTB では、グループ内企業の経営戦略にサステナビリティ目標の実現を首尾一貫した形で盛り込むこと、そして複数のイニシアチブを協調させることの二つを可能にするESGシステムを採用しています。
OTB役員会には、具体的なESG問題にかかわってきた社外取締役が選任されており、グループが市場や主要ステークホルダーたちの要求と整合性をとりつつ、サステナビリティ戦略に関わる決定を下す際のサポート役を果たしています。
OTBの組織内ガバナンスを統括するのは、CEO直属のCSO(最高サステナビリティ責任者)であり、グループ及び子会社レベルのサステナビリティに関わる活動の調整を行います。OTBグループのサステナビリティ部門は、「プロフェッショナルファミリー」として組織されています。それは、それぞれの企業でサステナビリティ活動の実行責任者であるサステナビリティプロフェッショナルと、各組織のサステナビリティ活動のコーディネート責任者であるサステナビリティチャンピオンで構成されています。
サステナビリティの「プロフェッショナルファミリー」のアクティブメンバーには、ディーゼル創業者でありOTBグループの創業者兼会長であるレンツォ・ロッソの息子、アンドレア・ロッソが含まれます。アンドレアは2020年からディーゼルのサステナビリティ・アンバサダーを務めており、ブランドの取り組みに関する社内外のスポークスパーソンとして、組織内にサステナビリティ文化を広める役割を担っています。2025年1月からは、OTBグループ全体のサステナビリティ・アンバサダーにも就任しました。